ぼくなつ
こんにちは。北大アニ研1年目のあまです。ひょんなことからブログ寄稿に立候補しまして、人生初のブログを書きます。よろしくお願いします。
過去のブログを読んでみると、1000字2000字と大学のレポートくらいの長さであることに先ほど(締め切り当日の10:25)気づき、これは間に合わないかもですね。
さて、お盆の時期はコミックマーケットに参加するため埼玉の実家の方へ帰省していまして、一年で一番暑い時期を埼玉で過ごしていました。本州より一足先に初秋を迎えた北海道に戻ってくるとその気温差がひしひしと感じられましたね。今年のコミケは曇りであったこと、自分がアーリーチケットを当てたことなどでとても快適に回ることができ、一般入場組が入場する前に戦利品を回収することができました。中村豊さんのサイン色紙をげっちゅできたのはよかったです。
そんな8月を過ごし、9月も中盤に差し掛かろうというところでとんでもない人外企画が立ち上がってしまいました。それが「アニ研1年で48時間アニメ上映会!!!!!!」
なんというかおよそ正常な人間が考えたとは思えない企画ですね!
はじめは24時間上映会の予定でしたが、気づけは48時間に増えており、セトリもかなりボリューミーな内容に。(誰ですか、ガンダム2クール差し込んだ人!(怒))
おかげさまで初めの1日目で大方の体力が尽き、36時間目以降は頭に負荷をかけない日常ギャグアニメばかりになっていました。
ただ悪いことばかりではなくて、鑑賞後に考察タイムに入るのはアニ研ならではだなと感じました。質の高いアニメをみんなで見る会は定期開催したいですね。
近い未来に長時間上映会をする予定がある人にアドバイスをすると、全体の時間は36時間までにすること、休憩時間、仮眠時間、食事、考察タイムを設けること、セトリのはじめの方に重い作品を、後ろの方に軽い作品を持ってくることです。
最後にあの花の話をして締めたいと思います。上映会であの花を上映しましたが、2週目の自分はさすがに泣かないだろうと完全に油断していましたね。終わり方も知っているし、第10話までは冷静に鑑賞できていたので。泣きました。ボロ泣きです。10話と11話のつながりが滑らかなんです。超平和バスターズが一丸になれた思ったけど実はバラバラで、それが本当に一つになって最期を迎えるんです。それぞれ別々の方向を向いていた心が最後に一つの方向に向くんです。見てない人はぜひ見てください。
(執筆者:あま)
悪口
ア二メのCGの悪口を言います。
アニメーション業界のCG技術はゲームやVFXの分野に対して遅れをとっています。
その大きな要因はコミュニティの小ささでしょう。
ゲームなどでは様々なレベルでの新技術や試みがSIGGRAPHやCEDECなどの大規模な催しのほか、論文や個人のブログなどで全世界に共有される体制ができています。 それに対してアニメ業界ではたまにCGWORLD等の記事に取り上げられるのがせいぜいで、ほとんどの技術や知見をスタジオや個人が握っている状態です。
新しい技術を作り出すにしろ、他分野の技術を応用するにしろ、これでは進歩の速度はたかが知れています。 CG分野に限った話ではありませんが、アニメーション業界はもっと情報をオープンにし、コミュニティを広げていくことに努めるべきでしょう。
実のところ、上述のSIGGRAPH等もゲームやVFXだけと決まったものでもないので、アニメのCG屋が出ていっても文句は言われないはずですし、できることはいくらでもあります。
もう一つ、これは想像でしかありませんが、分野を分断するCGアーティストたちの意識というのも技術の遅れに影響していると思います。
ゲーム由来の技術がアニメに取り入れられる速度に比べて、VFXで見られる技術が取り入れられる速度は著しく遅い。
もちろん機材の問題もあると思いますが、それ以上にアーティストたちがVFXという分野をアニメと切り離して見ているのじゃないかという気がします。
分野を跨いでの技術のやり取りは盛んに行われているためその源流をたどることは難しいですが、 海面や液体の表現においてゲームで開発されてきた手法がよく見られるのはアニメのCGがVFXよりもゲームのほうから技術を受け取っているためではないでしょうか。
ゲームで開発されてきた手法の多くは、限られたリソースでリアルタイムグラフィックを実現するためクオリティの妥協とともに編み出されてきたものであり、 リアルタイムを求めないアニメでは本来必要のないものです。 究極のリアルを求めるVFXを取り入れるのは難しいですし、アニメと遠いものとして意識してしまうのはわからない話でもありませんが、 現状の技術を見つめ直し、もっと幅広い視野で技術を探求していく姿勢が必要なのではないでしょうか。
CGによってアニメの映像表現は大きく変化しています。
絵とCGが相互に影響を及ぼし合い、他では見られないような特有の表現がたくさん生み出されています。 とても面白い。 その上進化のポテンシャルが十二分にあるというのです。 期待しかありません。
何はともあれ、どうか面白い映像をもっと見せてください、ということに尽きます。
(執筆者::))
