こんにちは☀️
2月、春休みに入ってアニ研では会長選と企画会議がありました。アニ研では会長選が夏と春の年二回行われます。前回は夏の合宿中に、今回は企画会議との同時開催です。企画会議は来年度1年かけて制作するアニメの脚本を提出、発表するものです。三月末に投票をして2025年度の作品が決まります。楽しみですね。
今月は二人の会員が記事を書いてくれました。
こんにちは。北大アニメーション研究会で着色、撮影、3DCG等を担当しているやきいもと申します。受験生の皆さん、前期試験本当にお疲れさまでした。これから中期、後期日程での受験を控えている方は、あと少し、悔いの残らぬよう全力で挑んでいきましょう!受験生の皆さんが明るい春を迎えられることを祈っています。
さて、北大アニ研では現在、本年度の作品制作も佳境に入り、会員一同血眼になりながら作業を進めております。アニ研ではは6月に行われる北大祭で作品を上映することを目下の目標としているため、制作に時間を割くことができる春休みは、非常に大切な期間です。私たちの魂が籠った作品をどうぞお楽しみにしていてください!そして、4月から入学される新入生の方に向けた新入生歓迎会の準備も、着々と進めております。作品制作においては、新入会員の活気ややる気といった力も非常に大切です!アニメ制作に興味がある方は、ぜひ新歓に足を運んでみてください!また、アニ研は無類のアニメ好きたちが集うサークルでもあります(私のように全然詳しくない人もいたりしますが)。有名どころからマイナーな作品まで、必ず1人は同じアニメについて熱く語り合ってくれる方がいます!新歓でもアニメの上映企画などを考えておりますので、こちらもぜひお越しください!
私事にはなりますが、私は2024年度入学した1年目の会員で、後輩ができることをとても楽しみにしています(まだ後輩づらしたい気持ちもありますが)。アニ研会員の方は皆さん優しく、話していて楽しいので、何となく暇な時に顔を出すだけでも、とても元気になれます。履修登録を手伝ってくれたり、勉強を教えてくれる先輩もいます!もれなく皆さん個性的です。大学で人間関係をつくるのに悩む人は多いので、こういう相談ができるサークルに入るのは良いのではないでしょうか。新歓などで同学年の友達をつくる良い機会にもなるかと思います。年中色々なイベントもやっています。
先程少し申し上げた通り、私はアニメ制作の方に興味があり、アニメはそんなに真面目に観てこなかったタイプです。このサークルでは割と珍しいかもしれませんね。ですが悲しいことに、私は絵を描けません(添付の絵をご覧ください、壊滅的な画力です)。ですので私としては、アニメ制作における作業の魅力について少し語りたいなと思います。あくまで主観ですが。
絵が描ける人が主にやる作業としては、「作画」、「背景」でしょうか。作画は主にキャラクターの動きを作ります。動きをイメージする想像力と表現する画力、同じような絵を描き続ける根気が求められるので、作画担当の方には本当に頭が上がりません。私も1カットだけ担当してみていますが、半年かけて未だにできていません(泣)。絵が描ける方は基本的に作画をやっている印象です。背景は、動きがない分、1枚絵としてのクオリティを求められる印象です。とにかく迫力がすごいです(語彙力)。まさに絵画って感じです。風景画を描いたりする人は向いてるかも知れません。
次に「着色」です。作画にとにかく色を塗ります。この作業はアニ研に入る前にやったことある人はほとんどいないように思います。ただ色を塗るだけなんですが、割とその前の工程がめんどくさいです。先輩が丁寧に教えてくれます。特に技術はいらないので、私のような絵心の無い者でもでもできます。この作業に情熱を捧げる人もいたりします。とにかく作業量が多いです。原画に色が着いた瞬間にアニメになった感が強くなるので、やりがいはすごくあります。
次に撮影です。カメラの撮影をイメージする人が多いと思います(私もそうでした)が、いわゆるエフェクトで、境界をぼかしたり、光らせたりといった装飾を加えていく作業です。私が力を入れている作業でもあります。最終的な仕上げの作業で、ここでできたアニメーションが完成品として出されるので、かなり楽しいと思います。個人的には、割と頭を使うところが好みです。
他には、編集、音響といった作業があります。編集は完成したカットを繋げてアニメの全体像を作ります。絵コンテを動画にしたvコンテなるものを作るときなどにも仕事があります。動画編集が好きな人は撮影と併せておすすめです。音響は声を録音したり効果音を入れたりします。臨場感を出す上でも非常に重要な役割です。主題歌などの楽曲も、今は外部委託していますが、内部で作れたらいいなと個人的には思っています。私はやろうとして挫折しました。人材募集中です。今思い出しましたが、声優もできます。本サークルでは声優も会員がやっているので、声や演技に自信がある方はぜひ挑戦してみてください。私は生まれながらの鼻声人間ですがモブ声優をやってみたりしました。
1番推したいものを忘れていました。3DCGです。私がアニ研に入った理由でもあります。レイアウトを作る時などに使ったりするのですが、残念ながら今はあまりに出る幕がありません。CGの強みは表現の幅が広いこと、1度作ったモデルを使い回せることにあると思います。最近のアニメは絶対にどこかでCGが使われているといっても過言ではありません。これからアニ研でもどんどん普及させたいと思っています。私と一緒にがんばってくれる仲間を募集中です。
と、こんな感じで少しはアニメ制作の概要がお伝えできたでしょうか。主観なので間違ってたらすみません。とにかくアニ研は楽しいです!!言いたいのはそれだけです!長々と書いてしまい申し訳ありません。皆さんにとってよい新年度となることを願っております。
次に「着色」です。作画にとにかく色を塗ります。この作業はアニ研に入る前にやったことある人はほとんどいないように思います。ただ色を塗るだけなんですが、割とその前の工程がめんどくさいです。先輩が丁寧に教えてくれます。特に技術はいらないので、私のような絵心の無い者でもでもできます。この作業に情熱を捧げる人もいたりします。とにかく作業量が多いです。原画に色が着いた瞬間にアニメになった感が強くなるので、やりがいはすごくあります。
次に撮影です。カメラの撮影をイメージする人が多いと思います(私もそうでした)が、いわゆるエフェクトで、境界をぼかしたり、光らせたりといった装飾を加えていく作業です。私が力を入れている作業でもあります。最終的な仕上げの作業で、ここでできたアニメーションが完成品として出されるので、かなり楽しいと思います。個人的には、割と頭を使うところが好みです。
他には、編集、音響といった作業があります。編集は完成したカットを繋げてアニメの全体像を作ります。絵コンテを動画にしたvコンテなるものを作るときなどにも仕事があります。動画編集が好きな人は撮影と併せておすすめです。音響は声を録音したり効果音を入れたりします。臨場感を出す上でも非常に重要な役割です。主題歌などの楽曲も、今は外部委託していますが、内部で作れたらいいなと個人的には思っています。私はやろうとして挫折しました。人材募集中です。今思い出しましたが、声優もできます。本サークルでは声優も会員がやっているので、声や演技に自信がある方はぜひ挑戦してみてください。私は生まれながらの鼻声人間ですがモブ声優をやってみたりしました。
1番推したいものを忘れていました。3DCGです。私がアニ研に入った理由でもあります。レイアウトを作る時などに使ったりするのですが、残念ながら今はあまりに出る幕がありません。CGの強みは表現の幅が広いこと、1度作ったモデルを使い回せることにあると思います。最近のアニメは絶対にどこかでCGが使われているといっても過言ではありません。これからアニ研でもどんどん普及させたいと思っています。私と一緒にがんばってくれる仲間を募集中です。
と、こんな感じで少しはアニメ制作の概要がお伝えできたでしょうか。主観なので間違ってたらすみません。とにかくアニ研は楽しいです!!言いたいのはそれだけです!長々と書いてしまい申し訳ありません。皆さんにとってよい新年度となることを願っております。
蛇足)なんか画像を用意しろと言われたので北海道といえばということで無い画力でキタキツネを描いてみました。鼻で笑ってください。3Dモデルは用意できませんでした。北大に入ればキツネは絶対に会えます。下手すると犬より見ます。それはないか。
こんにちは☀️
原画を担当しています、なポリです。春休みがやってきて、制作が盛り上がってきました。早く完成を見たい気持ちと枚数を増やしたい気持ちの間で葛藤しながら、作画頑張っています。今月は4カットくらい描きました。

今年度の作品は会話劇ということで、口パクを描く機会が多く、私もだんだんコツが掴めてきた気がします。作画を始めた頃は母音に合わせて動かすという意識で描いていたため、基本の3枚(開口・中口・閉口)から結局枚数を増やしてしまうことが多かったのですが、最近は口の形よりむしろ声の抑揚に合わせてタイムシートを打つと良いことに気づいて、3枚でもある程度自然に見せられるようになってきました。アニメーションは絵と同じくらいタイムシートも大事っていうのはこういうことなんですね。
アニメーションの理屈の部分も根性の部分もどっちも楽しみつつ、これからも上達していきたいです。
お話:ラブライブ!を観た
お恥ずかしい話、私はアニ研に所属していながら、未だあの名作『ラブライブ!』を視聴したことがありませんでした。先日ようやく、会員のラブライバーと一緒に1期、2期と劇場版を一気見しました。全編を通して青春のエネルギーに満ちていて、とにかく進み続けるストーリーの勢いに乗せられて否応なく前向きになれてしまう、そんな作品・楽曲群でした。見終わった後の空、青かった。きっといつどんな気分の時に見ても、空青いんだろうな。
今になるまでラブライブ!を観てこなかった原因は、ラブライブ!に代表されるオタク全盛期をリアルタイムで生きられなかったことへのコンプレックス、というしょーもないものだったのですが、ラブライブ!はそんな僻んだ気持ちがまるでちっぽけに思えるくらい、大きな夢と熱い希望に溢れていました。やりたいからやってみる、思いつきでいいから心躍る場所を探しに行く、それでよかったのです。「オタク」のあり方も以前とはずいぶん変わったことと思いますが、好きなものを好きと言うのに資格が要らないことは、これまでもこれからも同じなはず。そう信じて、今からでもラブライブ!していこうと思います。
原画を担当しています、なポリです。春休みがやってきて、制作が盛り上がってきました。早く完成を見たい気持ちと枚数を増やしたい気持ちの間で葛藤しながら、作画頑張っています。今月は4カットくらい描きました。

今年度の作品は会話劇ということで、口パクを描く機会が多く、私もだんだんコツが掴めてきた気がします。作画を始めた頃は母音に合わせて動かすという意識で描いていたため、基本の3枚(開口・中口・閉口)から結局枚数を増やしてしまうことが多かったのですが、最近は口の形よりむしろ声の抑揚に合わせてタイムシートを打つと良いことに気づいて、3枚でもある程度自然に見せられるようになってきました。アニメーションは絵と同じくらいタイムシートも大事っていうのはこういうことなんですね。
アニメーションの理屈の部分も根性の部分もどっちも楽しみつつ、これからも上達していきたいです。
お話:ラブライブ!を観た
お恥ずかしい話、私はアニ研に所属していながら、未だあの名作『ラブライブ!』を視聴したことがありませんでした。先日ようやく、会員のラブライバーと一緒に1期、2期と劇場版を一気見しました。全編を通して青春のエネルギーに満ちていて、とにかく進み続けるストーリーの勢いに乗せられて否応なく前向きになれてしまう、そんな作品・楽曲群でした。見終わった後の空、青かった。きっといつどんな気分の時に見ても、空青いんだろうな。
今になるまでラブライブ!を観てこなかった原因は、ラブライブ!に代表されるオタク全盛期をリアルタイムで生きられなかったことへのコンプレックス、というしょーもないものだったのですが、ラブライブ!はそんな僻んだ気持ちがまるでちっぽけに思えるくらい、大きな夢と熱い希望に溢れていました。やりたいからやってみる、思いつきでいいから心躍る場所を探しに行く、それでよかったのです。「オタク」のあり方も以前とはずいぶん変わったことと思いますが、好きなものを好きと言うのに資格が要らないことは、これまでもこれからも同じなはず。そう信じて、今からでもラブライブ!していこうと思います。